博物館めぐりに役立つものとは?

博物館めぐりに夢中になる人は、老若男女を問わず多いようです。その魅力を紹介したいと思います。

博物館めぐりにハマる人とは?

博物館めぐりに役立つものとは? 博物館めぐりを一度はじめると、深みにはまってやめられなくなると聞きます。一度いったとしても、何度も足を運びたくなるし、特別展示などが始まればいてもたってもいられなくなります。その魅力を知らない方からしたら、何がおもしろいの?と首を捻りたくなるでしょう。世の中にはもっとおもしろいものが沢山あるのに、と思っている方もいらっしゃるはずです。けれど、博物館には、実は深くて広くて素晴らしい魅力が満載なのです。

博物館廻りを長くしていると、来館者の方には二つの種類があることに気づきます。博物館が大好きで来ている方、その方につきあって(無理やり?)仕方なく来ている方です。カップルや友人、またファミリーであっても、この二種類が混在していることが多いです。やたら口を動かして説明している人と、うなずくだけの人。腰を曲げてまで鑑賞する人、ベンチであくびをしている人、人を見ていてもなかなか飽きない場所なのですが、一番の魅力といえば、やはり展示物の素晴らしさ。例えば、平安時代の古い器ひとつにしても、「一度は自分で発掘したいな」と思ってしまう人も館内に何十人以上いると断言できるくらいです。一度に沢山の昔の平安時代に作られた器を見る機会など、日常にはありませんから、やはり好事家は博物館に来てしまうのだし、その思いはかなり強いのです。

好きな器が損傷して欠けていたりしたら、もう楽しみは倍増です。ここには何があったのだろうと想像できる余白ができたのですから。平安時代に損傷したとしたら、それは戦のせいかもしれないし、当時の人が喧嘩して割れたのかもしれないとか、身勝手な想像が膨らんでいくのはやっぱりお気楽で楽しいです。高貴な絶世の美女が大事にしていたものだけれど、身分違いの恋愛を諦める際に、わざと器を欠けさせて、そのかけらを恋人に捧げたとか、妄想まで膨張してきます。そしてその時、何千年と隔てた時間のあとで、私自身がこの器と対面している偶然は、ある意味ものすごいことなのかもしれない、という思いにも襲われます。その悠久の歴史の流れに流されそうになり、はっと気づくと閉館の館内放送が流れる。一体、何時間この博物館にいたのだろうと、呆然とすることが多いのですが、この気持ち、貴方にもわかっていただけるでしょうか?

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